Neravia 1.0.0 guide
声を潰さず、
位置を揃える。
Vocal Distance Processorの役割と、前後位置・安定度・奥行きを調整するためのガイドです。
導入環境
Windows 11 64-bit / VST3 64-bit。Studio One 7 Professional、48 kHz、mono/stereoで確認済みです。配布ファイルは Neravia-v1.0.0-Windows-VST3.zip。オンラインアクティベーションはありません。
基本の進め方
- POSITIONで座標を決める
マイナス側は前、プラス側は奥です。リードボーカルではマイナス側も通常の実用域です。
- STABILITYで揺れを収束させる
弱音が引っ込む、強音が飛び出すなどの知覚距離差が落ち着くところまで上げます。ポンピングを感じる場合は戻します。
- DEPTHで奥行きを加える
Early Fieldの量と時間構造を調整します。0.4〜0.7付近が通常の調整域、1.0は明確な深さを作る方向です。
- FOCUSで芯を決める
高くすると直接音寄りで輪郭が締まり、低くするとEarly Fieldが開いて空間感が増えます。
- OUTPUTで比較レベルを合わせる
BYPASSとの音量差を揃えて判断します。BYPASSはtrue-dryで、Neraviaの観測・補正を通さない比較経路です。
メーター
IN:入力レベル / DIST:観測した知覚距離 / CONTROL:Direct補正量 / EARLY:Early Field量 / OUT:出力レベル。
メーターは判断補助です。最終的な位置はミックス内の聴感で決めてください。
4製品の役割
Neraviaはコンプレッサーやリバーブそのものではありません。位置とEarly Fieldを整えた後、必要に応じてReverbで残響・世界観を加えてください。素材と曲に応じてEQ、De-Esser、その他の処理は別途判断します。